福島県南相馬市＝“ロボット産業の都”の一員として

株式会社F-Design 南相馬ロボット開発事業所

ABOUT 会社紹介

最先端技術の製造コーディネート企業

“未来（Future）を構想（Design）する”という夢を社名に冠した、私たち「株式会社F-Design」。もともとは、自動車のエンジンや各種部品の設計からスタートしており、培ってきたその技術力を受託開発、もしくは自社開発のロボット製作という“夢”へと転換してきました。 2020年7月に開所した南相馬ロボット開発事業所は、南相馬ロボット産業協議会にも入会し、主に南相馬市で展開している「福島イノベーション・コースト構想（福島イノベ構想）」にも参画。“ロボット産業の都”への道を歩むこの街で、最先端技術をより身近な存在に転換していく事業を行なっています。当社は、外部企業との連携による小ロット（50～100台程度）での生産を得意としており、ユーザビリティに最大限配慮したプロダクトデザインを提案。ユーザーの環境に合わせた形・機能・操作性などを、設計者と並走する体制でロボット製作、つまり製造コーディネートをおこなっています。

BUSINESS 事業内容

オーダーメイド（受託開発）ロボット、自社開発ロボットの製造

ロボットの製造コーディネートとして、大きく分けて以下の2つのルートでの開発をおこなっています。 ■受託開発自動機設備や各種コンシューマー商品などの電気制御設計・開発。企画・設計・製造まで一貫して対応。 ■自社商品開発自律型ドライ清掃ロボットや、農業・サービス業で活躍する走行ロボットの開発 ※画像は、スマートなデザインが目をひく、自立型ドライ清掃ロボット。自社開発のメリットを象徴するアイコンです。

WORK 仕事紹介

■電気設計エンジニア

■ロボット製作において・自動機設備、省人化設備の電気制御設計・産業用ロボットの電気制御設計（PLC/シーケンス制御など）・その他付随業務　などを担当 ■以下の経験が活かせます・PLC 設計経験・回路設計経験

■機械設計エンジニア

■ロボット製作において・ロボットや医療機器のメカ設計業務・世の中に無いメカを構想する業務　などを担当 ■以下の経験が活かせます・3DCAD による設計経験・電気、空圧、油圧などを使用した動きモノ設計経験

■ソフトウェア開発エンジニア

■ロボット製作において・画像や距離センサ等の情報を複合的に利用したSLAM 技術開発・各種センサを利用した自己位置推定技術開発および経路計画技術開発などを担当 ■以下の経験が活かせます・移動ロボット開発経験・SLAM技術の基本知識・PythonもしくはC++の経験・ROS、Linux上での開発経験

※事務所内の様子

まだ少数精鋭の事務所内ですが、今後採用されていく方々が働きやすいよう、環境づくりを充実させていきます。

INTERVIEW インタビュー

上村宗弘／南相馬事業所　事業所長兼ゼネラルマネージャー

なぜ南相馬市に事業所を置くことになったのですか？: 当社がロボット受託開発を開始したのが、2014年。以降、さまざまな事業に取り組む中で、復興の一環として新たな産業基盤の構築に向けた「福島イノベーション・コースト構想（福島イノベ構想）」に参画すべく、2020年に南相馬ロボット開発事業所を開所し、自社製品の開発をスタート。南相馬ロボット産業協議会にも入会し、地域の産業復興のために尽力してきました。福島県南相馬市が今、“ロボット産業の都”となりつつある現状において、株式会社F-Designの業務が地元産業の推進剤となることこそ、ここでの使命であると感じています。

南相馬はどんな街ですか？: 個人的な話をすると、私はもともとは相模原の本社で勤務しており、南相馬ロボット開発事業所の開設とともに福島に移住してきました。移住者の立場で見た印象としては、雄大な自然を堪能でき、私の趣味である釣りを謳歌できるような快適な街ですね。ですが、いざ南相馬の中に入ってみると、南相馬に住むことで他府県にいると知れない原発の状況がわかり、復興した部分とまだそうでない部分があり、少しでも貢献できればと思います。一方で、南相馬周辺には、金属加工などの業者が古くから多数存在しており、ロボット製作という観点において、この上ない土壌といえます。ロボットをはじめとする最先端産業と、伝統的な機械産業と相まって、まさに「ロボット産業の都」の名に相応しい街と変貌を遂げている街、といえるでしょう。

BENEFITS 福利厚生

遠隔地からの応募について

上記インタビューの事業所長をはじめ、県外からの移住者（相模原本社からの異動）が活躍中です。今回の募集においても、遠隔地からの応募に対応できるよう、一次面接はリモートにて行います。

住宅支援について

南相馬市および南相馬市産業創造センター周辺は現状、住環境の整備が急速に進んでおり、住宅に不自由することはありません。実際の住居に関しては行政側の支援もありますので、面接時などにご相談ください。

FAQ よくある質問

: 現在の南相馬ロボット開発事業所の人数構成は？

: 事業所長と機械エンジニアとソフトエンジニアの計3名体制という、まだまだ少数精鋭の体制で業務を行なっています。必要に応じて相模原本社と連携をとりながら取り組んでいます。これは見方を変えれば、新しく入る人によって「新しく体制を構築していく」という段階にあるとも言えます。将来的には、人事などの決裁権を持つ管理職や責任者、つまり事業所を背負って立つ立場へステップアップしていくこともできるという、伸びゆく職場環境と言えることでしょう。